今日の迷惑メール

司法中央総務事務局（03-4513-8638）から届く迷惑メール

コンテンツ使用料の未納があると言って、訴えられたとの連絡をしてくる
司法中央総務事務局ですが、これは実在する団体ではありません。

少なくとも、今回出回っている司法中央総務事務局による迷惑メールは
過去のも何度も送られている文言で、名前をころころと変えて
同じ手口で、どうやらユーザーを騙しているようです。

しかも、送信しているアドレスはドコモという事で
携帯電話から送信する手口も過去に送られた迷惑メールと同様ですね。

今回はacgs-ota44@docomo.ne.jpというアドレスですが
今後、アドレスを変えて送信してくる可能性も充分に考えられます。

では、早速迷惑メールの内容を見てみましょう。

○訴状認可通達書
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■訴訟番号■　　平成２５年（イ）第１４７２号

※訴訟取下げ期日　平成２５年７月１９日（金曜日）※
貴殿に対する訴状が提出され、受理されました。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣この度、貴殿がご利用された電子通信使用料（コンテンツ利用料金）の未納分、債務不履行により、原告側（契約通信運営会社）が提出した『民事裁判』の訴状を、管轄裁判所が受理した事をご報告いたします。
尚、本状は《総合民事特例法》上、最終の通告となりますので至急、、担当者までご確認ください。

故意に放置した場合は裁判所からの口頭弁論呼出通知後に指定の管轄裁判所への出廷となります。
また支払督促の手段として、給料の差押さえ・動産/不動産の差押さえ等ができる強制執行証書の交付となる場合がありますので十分にご注意ください。

とり急ぎ電子メールでの通知となりますので、訴訟内容及び、訴訟取下げ手続きに関しましては、受付時間内に担当職員までお問い合わせください。
総合消費者民法特例法による法務省許可通知のため個人情報保護法上、ご本人様からご連絡頂ますようお願い申し上げます。

尚、当局は保全の立場から紛争問題の仲裁などを目的とした中立機関となります。当局が貴殿に対して訴訟を提起するのではありません。
※昨今、架空請求業者の新しい手口として少額訴訟手続きを利用して実際に訴訟を提起事例が増えてきていますのでご注意ください。
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〓司法中央総務事務局〓
【TEL】 03-4513-8638
【担当】民事C係：太田孝介
【受付時間】土・日・祝日を除く平日　9：00～18：00
【住所】〒163-1429 東京都新宿区西新宿３丁目２０－２　 29F
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣（※ご連絡に際しては、部署・担当名をお伝えください。尚、電話回線が混み合ってる場合は繋がりにくい場合もございますのでご了承下さい。）

メールを初めて受け取った方は驚かれるかもしれません。
しかし、このメール内容は怪しいところだらけなんですね。

例えば、訴状を提出した！と言ってくる点や、それと引き換えに
金を払ったら、それを取り下げてやるといった・・恐喝にも似たメール。

しかし、そもそも
何のサイトにこちらが登録したとも書いてないですし
完全に嘘なのがバレてます。

司法中央総務事務局も実在しない団体でしょう。
『司法中央総務事務局も』で検索すると同様に迷惑メール、詐欺団体と伝える
記事が多数出てきます。

絶対に司法中央総務事務局には電話しないようにしましょう。
メールは受信拒否して、あとはすぐに忘れるようにしましょう。